日本の花、ホタルカズラ2025年05月24日 17:00

ホタルカズラ

科名:ムラサキ科 (Boraginaceae)
属名:ムラサキ属 (Lithospermum)
学名:Lithospermum zollingeri A.DC.
和名:ホタルカズラ(蛍蔓)
別名:ホタルソウ(蛍草)、ルリソウ(瑠璃草)
原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾
特徴:多年草。茎が地面を這って伸びる。
   日当たりの良い草地や乾いた林に生える。
   葉や茎に粗い毛、花冠には細かい毛がある。
   花期4~6月。花径15~20mm。
   花冠中央に5本の白色の隆起がある


園芸品種かと思ったら、昔から日本にある花だと。
でもTop画像のは、花壇に植わっていたものです(^^ゞ


ちなみに…
似た花で、ムラサキ科グランドラ属 (Glandora)の
ミヤマホタルカズラ(深山蛍葛)があります。
こちらは、ヨーロッパ南西部原産で、
日本でも購入可能なようです。
ミヤマホタルカズラの葉は、小さく細く硬く、
花に白色の隆起はないそう。

なんと、私が持っている本では、
この2つが混ざって記載されていて、
ちょっとショックでした(._.)

もうひとつ。
花の色合いや大きさが似ているネモフィラが、
ムラサキ科ネモフィラ属でした。


関連ブログ:
 2024/04/07, ネモフィラは何科? ← 青と白の花

オドリコソウは大きい2025年05月24日 18:00

オドリコソウ

科名:シソ科
属名:オドリコソウ属 (Lamium)
学名:Lamium album var. barbatum
和名:オドリコソウ(踊子草)
別名:コムソウバナ(虚無僧花)
原産地:日本、朝鮮半島、中国
特徴:多年草。草丈30~50cm。半日陰を好む。
   花期4~5月。花色は白~薄いピンク。


ヒメオドリコソウは都市部でもよく見かけますが、
オドリコソウの実物を意識して見たのは初めてです。
シソの葉そっくりの形と大きさの葉で、
花は、ホウセンカ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)を
思い出す大きさです。

オドリコソウ

すぐ近くには、ほぼ白い花もありました↓
オドリコソウ


関連ブログ:
 2023/12/27, 帰り花のホトケノザ
 └ シソ科オドリコソウ属、草丈10~30cm
 2025/04/09, ヒメオドリコソウ
 └ シソ科オドリコソウ属、草丈10~20cm

ドライフラワーが有名2025年05月24日 19:00

ルナリア

科名:アブラナ科
属名:ゴウダソウ属 (Lunaria)
学名:Lunaria annua L.
英名:Lunaria, Honesty, Money plant
和名:ゴウダソウ(合田草)、オオバンソウ(大判草)、
   ギンセンソウ(銀扇草)
別名:ルナリア
原産地:中央ヨーロッパ、西アジア
特徴:越年草。草丈60~100cm。
   花期4~5月。花色は赤紫が主流、白もある。
   実7~8月。


子供の頃に、サヤの部分のドライフラワーを
見たことがありました。
こんな花色だとは意外でした。