こんな大きな実が!クサボケ2023年10月20日 19:00

クサボケ

果実の付き方がカリン(花梨)に似ているけれど、
果実のなる位置が低いし、形が丸いし、
初めて出会いました。お寺で。


科名:バラ科
属名:ボケ属
和名:クサボケ(草木瓜)
別名:シドミ、コボケ、ジナシ(地梨)
原産地:日本
特徴:葉は互生だが輪生に見え、倒卵型で鋸歯あり。
   枝は地を這うように広がり、小枝にトゲがある。
   花は直径3cmの朱色の5弁花。
   果実は4cmくらいの大きさで、
   硬く渋く酸味があるので、加工して食べる。

Top画像の右上と左下に、葉が輪生っぽく写ってます。

ちなみに…
ボケ(木瓜)にも同じように大きな果実がつくようで、
身近なボケは盆栽のみだったので、
果実については知りませんでした。

また、カリンはバラ科カリン属。花色はピンク
原産地は中国で、古い時代に日本に伝来したそう。

またも驚かされた落羽松2023年10月21日 19:00

ラクウショウ

科名:ヒノキ科
属名:ヌマスギ属
学名:Taxodium distichum
英名:Swamp cypress, Bald Cypress
和名:ラクウショウ(落羽松)
別名:ヌマスギ
原産地:北米東南部
特徴:側枝が互生、葉も羽状で互生の落葉樹

4cmくらいの実がついていました。
ラクウショウ
  └ Top画像の部分拡大

東京の新宿御苑で見て感動した、
地面から突き出ているたくさんの気根
(この場合は膝根(しっこん)ともいえる)を、
カラマツ(落松(*1))のものだと思い込んで
いました。ラクウショウ(落松)の気根でした。
真ん中の漢字が違いました。(^^;)

繊細な葉なのに、こんな大きな実がつくのかー。
あ、マツも同じか。


ちなみに…
メタセコイア(*2)の葉は、同じ羽状でも対性だと。


*1 落葉松
 唐松とも書く、マツ科カラマツ属

*2 メタセコイア
 別名:アケボノスギ、ヒノキ科メタセコイア属


関連ブログ:
 2018/05/20, 229)ジャイアントセコイア
 └ 別名:セコイアオスギ、ヒノキ科セコイアデンドロン属
 2024/11/30, 紅葉の落羽松とメタセコイア (後日追記)
 2025/05/12, これがカラマツ (後日追記)
 └ マツ科カラマツ属、芽吹き画像あり