枝元に大量の黒い実2024年03月22日 22:00

ハマヒサカキ

科名:モッコク科
属名:ヒサカキ属 (Eurya)
学名:Eurya emarginata
英名:Eurya japonica
和名:ハマヒサカキ(浜姫榊)
別名:イソヒサカキ
原産地:日本(千葉県以南)
特徴:雌雄異株
   大気汚染、刈込みに強いので生垣に使用される。
   花弁5つの白い花が11~12月に咲く。
   花の香りが異臭と認識されることも。
   花と同じ時期に、前年の花が実として黒く熟す。


初めて出会いました。幹線道路沿いでした(^^)
小さい赤茶色の実も付いています。


ちなみに…
お供えのサカキ(榊)は、モッコク科サカキ属。
やはり小さい白い5弁花と黒い実をつけるそう。


関連ブログ:
 2024/03/07, ネズミモチの親戚
 └ コミノネズミモチの大量の実

実がないトウネズミモチ2024年03月15日 21:00

トウネズミモチ

科名:モクセイ科
属名:イボタノキ属
学名:Ligustrum lucidum
英名:Glossy privet, Tree privet
和名:トウネズミモチ(唐鼠黐、唐女貞)
別名:トウネズ、リュウキュウネズミモチ
原産地:中国
特徴:葉の先は鋭く尖り、側脈が透けて見える。
   白い花が6月に円錐花序で咲く。
   実は、球に近い楕円。漢方薬になる。
   重点対策外来種

今回、花芽かな?と思いましたが、よく見ると、
すっかり食べられて無くなってた実の跡でした。
数粒残っています↓
トウネズミモチ
1月は、たわわに実が残っていて、
枝垂れていたのですがね。


ちなみに、同科同属のネズミモチは…
学名:Ligustrum japoinicum
英名:Japanese privet
和名:ネズミモチ(鼠黐)
原産地:日本。関東以西の暖地に自生する。
特徴:葉の先は尖り、厚く(モチノキ似)、
   側脈が裏から透けて見えない。
   葉の大きさは、トウネズミモチより小さい。
   円錐花序につく白い花のおしべの葯は黄色、
   実は細長く(ネズミの糞に似ているとか)、
   実の数が少なめ。漢方薬になる。

2024/03/10撮影のネズミモチ↓
ネズミモチ

クロガネモチ(モチノキ科モチノキ属)の赤い実は、
いまだに残っています。


関連ブログ:
 2024/01/30, クロガネモチの実 ← よく見る赤い実
 2024/03/04, ナンキンハゼの実に鳥
 2024/03/07, ネズミモチの親戚 ← コミノネズミモチ
 2024/03/18, ド根性シマトネリコ (後日追記)
 └ モクセイ科トネリコ属

サルココッカの花2024年03月13日 18:00

サルココッカ

出会ったときに花芽に気付いてから、
時々、観察していました。
花が一斉に咲くのかと思ったら、そうでもなく、
3/1には、今日と似た様で咲いていました(雄花)↓
サルココッカ
3/11の様子↓
サルココッカ
香りは、数が少ないせいか、感じられず(._.)

科名:ツゲ科
属名:サルココッカ属
学名:Sarcococca confusa
英名:Sweet box, Christmas box
和名:サルココッカ・コンフサ
原産地:東アジア
特徴:半日陰を好む。矮性。葉に厚みとツヤがある。
   3~4月に白いシベの長い花が咲く。
   雄花と雌花があり、甘い香りがする。
   実の色が緑、、黒となる。鳥が食べる。


花弁のない雄花と、同じ枝の下の方に
2本のツノを出したような雌花があります。
(Top画像)


関連ブログ:
 2024/02/06, サルココッカだって ← 実と花芽
 2024/03/03, これはセイヨウツゲ、花も!
 └ ツゲ科ツゲ属。やはり花弁なしの花。