ド根性シマトネリコ2024年03月18日 20:00

シマトネリコ

科名:モクセイ科
属名:トネリコ属(Fraxinus)
学名:Fraxinus griffithii
英名:Griffith's ash
和名:シマトネリコ(島梣、島十練子)
別名:タイワンシオジ(台湾塩地)
原産地:沖縄、亜熱帯アジア
特徴:常緑樹、剪定に強い。
   雌雄異株、奇数羽状複葉。
   5~7月に枝先に円錐花序で白い花が咲き、
   9月にはヘラ状の翼果が白色から薄茶色に実る。


新しい住宅やお店のシンボルツリーとして
よく見かけます。
株立ちだと、爽やかな感じです。

樹木名をなかなか覚えられなかったのですが、
昨年、TVのNHK「ダーウィンが来た」で、
カブトムシが飛んできて、樹皮を削って樹液を吸う
というのを観て、ようやく名前が記憶に定着しました。

画像として、建物を入れず、樹木だけを撮るのは難しい
と思っていたところ、Top画像の木を見つけました。
近くに同じ木は見当たらなかったので、
ちょっと遠くから種が飛んできたのでしょう('_')

別の場所の木ですが、枝先の翼果、無くなっています↓
シマトネリコ
枝先の円錐花序(花の付き方)の跡が、
先日(3/15)のトウネズミモチそっくり。
そうか、同じモクセイ科でした!
残った枝は、ポキッと取れたりするのでしょうか?


ちなみに…
トネリコという、日本の樹木もあります。

科名:モクセイ科
属名:トネリコ属(Fraxinus)
学名:Fraxinus japonica
英名:Japanese ash
和名:トネリコ(梣)
別名:サトトネリコ、タモ
原産地:日本の本州中部以北
特徴:落葉樹、剪定に弱い。
   野球のバットの材料になる。

先週、数キロ離れた公園で、
「トネリコ」と名札を付けた樹木を見ました。
葉はまったくありませんでした(^^)


関連ブログ:
 2024/03/15, 実がないトウネズミモチ
 └ 同じモクセイ科、花が似ている。重点対策外来種

アブラナ科の花2024年03月18日 22:00

ニオイアラセイトウ

科名:アブラナ科
属名:エリシマム属 (Erysimum)
学名:Erysimum cheiri L.
英名:Wallflower
和名:ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)
別名:エリシマム、ウォールフラワー、
   チェイランサス
原産地:南ヨーロッパ
特徴:多年草だが暑さに弱い。
   花期は2~5月、花色は、赤、橙、黄。


ニオイアラセイトウ、エリシマムの名前で
属名や特徴などを、ネット検索していましたが、
所有する本は、ウォールフラワーで載っていました。
名前は、どれが主流なのでしょう?

菜の花(アブラナ科アブラナ属)より、
背丈は低いですが、力強く、はっきりした色です。