クレマチスは属名 ― 2025年05月28日 17:00
科名:キンポウゲ科
属名:センニンソウ属 (Clematis)
品種名:エール フクシマ
原産地:園芸品種(福島県)
特徴:つる性。耐寒性落葉多年草。
花期5~10月。花弁は無い。
蕚片が4枚、外側が紅色、内側は白。
Top画像の花は、クレマチスの園芸品種の一つで、
「エール フクシマ」のようです。
私は、クレマチスとテッセン(鉄線・鉄仙)の違いが
分かっていませんでした。
調べてみると…
クレマチスは属名、テッセンやカザグルマは原種名、
そしてクレマチス(属)の花には花弁は無く、
花弁のように見えるのは蕚だそう!
(最近、個人ブログ的にこのパターンが多い)
クレマチスの個人的なイメージは、つる性で、
開いた大きな花で、花弁数(本当は蕚片数)が多い、
でしたが、Top画像のように鐘型もあると。
テッセン(鉄線、6枚の白い萼片に紫色の雄しべ)は
中国原産で、室町時代に日本へ伝来、
日本の在来種としては、
・カザグルマ(風車、萼片8枚、白~紫色)
・ハンショウヅル(半鐘蔓、萼片4枚、外側は赤褐色)
・センニンソウ(仙人草、細長い萼片4枚、白色)
などがあるそう。
園芸品種の開発が盛んなのだそう。今まで、
細かい違いまで気にせず、素通りしていました(^^ゞ
ちなみに…
同じくつる性の大きな花、トケイソウ(時計草)は、
トケイソウ科トケイソウ属でした。
