ネズミモチの親戚2024年03月07日 20:00

コミノネズミモチ

明るい色の楕円の(爽やかな印象の)葉に、
丸い紫黒色の実が大量についていました。
実の色と付き方で、ネズミモチを連想しましたが、
葉も実の形も違うので、調べてみました。


科名:モクセイ科
属名:イボタノキ属
学名:Ligustrum sinense
英名:Chinese privet
和名:コミノネズミモチ(小実鼠黐)、
   シナイボタ(志那水蝋)
別名:チャイニーズ・プリベット
原産地:中国、台湾、ベトナム
特徴:白い花が6月に円錐花序でつく。
   おしべの葯(やく)(*)はピンク色
   実は10~12月、果径5~8mm。


ネズミモチの親戚でした(^.^)


ちなみに…
ネズミモチ(鼠黐)も同じイボタノキ属。
学名:Ligustrum japoinicum
関東以西の暖地に自生する。
葉の先は尖り、厚く(モチノキ似)、
円錐花序につく白い花のおしべの葯は黄色、
実は細長い(ネズミの糞に似ているとか)


* 葯(やく)
 おしべの先にある、花粉が入っている部分。
 おしべ=花糸(かし)+葯(やく=葯胞2個)


---後日追記---
関連ブログ:
 2024/03/15, 実がないトウネズミモチ
 └ ネズミモチの画像もあります。
 2024/03/22, 枝元に大量の黒い実 ← ハマヒサカキ
 2024/05/09, コミノネズミモチの花 ← ピンク色の葯