白っぽい実に、穴あり ― 2024年09月06日 17:00
科名:ハスノハギリ科
属名:ハスノハギリ属
学名:Hernandia nymphaeifolia (C.Presl) Kubitzki
英名:Lantern Tree, Sea Hearse
和名:ハスノハギリ(蓮葉桐)
原産地:南西諸島、小笠原諸島、東南アジア、
オセアニア、マダガスカル島
特徴:落葉高木。海辺に生育する。
花期7~8月。雌雄異花。
雌花は白い4弁花で、白い萼片4枚。
雄花は白い3弁花で、白い萼片3枚。
果期10~11月。実(核果の油)は有毒。
高い所にあって、見間違いかと思ったのですが、
外側の白い半透明っぽいのは総苞葉で、直径3~4cm、
その先には、やはり直径1cmの穴が開いていて、
中の黒い果実が見えているそうです。
実だったのですね。
└ 花と、実が3つ
ちなみに…
ホオズキ(ナス科ホオズキ属)の果実の周りの
朱色の提灯部分は、蕚だそう。
アセロラとグァバの現物 ― 2024年09月06日 18:00
科名:キントラノオ科
属名:ヒイラギトラノオ属
学名:Malpighia emarginata
英名:Acerola, Barbados cherry,
West Indian cherry
和名:アセロラ
原産地:熱帯アメリカ
特徴:常緑低木。花期5~11月。5弁花。
かつて、市販のアセロラジュースをよく飲んでいて、
果実は日持ちがしないと知っていました。
これは、宿泊した宿の庭木のアセロラです。
初めて花を知りました。
果実は、赤く熟すと自然に落下してしまうそうで、
(実際、地面に赤い実がたくさん落ちていました)
宿のオーナーから、自由に採って食べて良いと言われ、
緑色の果実が4日後には赤くなって、
落下する前に収穫できました(^^)
なお、同じ個体の時系列変化ではありません。
グァバの木もありました。
フトモモ科バンジロウ属、熱帯アメリカ原産、小高木。
果実は、棒を使って叩き落とすような高い位置にあり、
写真を撮り忘れたまま、
オーナーさんと、緑色の果実を収穫しました。
その間も、届かない高い位置の果実は、
カラスがつついていました(・o・)
黄色になったら食べられるということで、
こちら↓が収穫1週間後の、食べる直前の断面の写真。
種が多くて食べにくかったので、
大半は、味噌こしで濾して、
ジュースで割って粘度を下げ、
ネクター風のジュースにしていただきました。
アセロラの果実の大きさはサクランボ大、
グァバはスモモ大です。
おいしかったです(^^)/
貴重な体験をさせていただき、
ありがとうございました。
アメリカンブルー ― 2024年09月06日 20:00
科名:ヒルガオ科
属名:アサガオガラクサ属 (Evolvulus)
学名:Evolvulus pilosus
英名:Shaggy dwarf morning glory,
Hairy evolvulus, Blue daze
和名:アメリカンブルー
別名:エボルブルス
原産地:アメリカ中南部
特徴:多年草。暑さに強い。草丈20~40cm。ほふく性。
葉や茎に白い毛がある。
花期5~11月。花径2~3cm。一日花。
雌しべは雄しべ(5本)より長く、4本に見えて元は1本。
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関連ブログ:
2024/03/27, ベロニカ○○ブルー
└ オオバコ科クワガタソウ (Veronica)属、花径1cm
2024/05/03, 青西洋ヒルガオ
└ ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属、アオセイヨウヒルガオ