カントウマムシグサ2025年06月07日 20:00

カントウマムシグサ

科名:サトイモ科
属名:ナンテンショウ属
学名:Arisaema serratum
和名:カントウマムシグサ(関東蝮草)
別名:アオマムシグサ(青蝮草)
   トウゴクマムシグサ(東国蝮草)
原産地:日本、朝鮮半島、ロシア
特徴:多年草。草丈30~120cm。
   花期4~6月。仏炎苞(*)が縞模様。
   花がついている偽茎がマダラ模様
   実は10~11月に赤くなる。

カントウマムシグサ

すでに、緑色の実になっているのもありました↓
カントウマムシグサ
斑入りの葉ですが、葉脈はTop画像のと同じ、
葉の大きさは大きめです。花が終わっているから?


ちなみに…
仏炎苞が赤紫色のものもあり、
ムラサキマムシグサというそう。

以前、鉢花で家にあった、スパティフィラムは、
今回調べてみると、熱帯アメリカ産で、
サトイモ科スパティフィラム属でした。

まだ(?)ブログにしていない、
沖縄県で見たクワズイモ
あれもサトイモ科で、クワズイモ属でした。


* 仏炎苞(ぶつえんほう)
 肉穂花序を包む苞(花の根元に付く葉)。
 水芭蕉では白い部分。


---後日追記---
関連ブログ:
 2024/09/01, クワズイモの実 ← 赤い実
 └ サトイモ科クワズイモ属
 2025/04/29, クワズイモの花 ← 肉穂花序

アジサイ属のガクウツギ2025年06月07日 21:00

ガクウツギ

科名:アジサイ科
属名:アジサイ属
学名:Hydrangea scandens
和名:ガクウツギ(額空木)
別名:コンテリギ(紺照木)
原産地:日本(関東以南)
特徴:落葉低木。湿った山地の林縁に生える。
   よく分枝する。樹高1.5m。
   花期5~6月。甘い香りがする。
   白い萼片は3枚であることが多い。


林道の斜面に、このガクウツギとマルバウツギの
どちらかが咲いている感じでした。
甘い香りもしていました!

小さい丸っこいクリーム色の花弁があります。

ガクウツギ
こちら↑は、昨年の実が残っていたので撮ったもの。
見比べると、花が少し青っぽいことに気づきました。
光の加減もあるかもしれませんが、コンテリギですね。


関連ブログ:
 2025/06/07, マルバウツギの花 ← 白い花
 └ アジサイ科ウツギ属、日本固有種

---後日追記---
 2025/06/15, ツルアジサイ
 └ アジサイ科アジサイ属、つる性、萼片4枚
 2025/06/15, 装飾花のないコアジサイ
 └ アジサイ科アジサイ属、日本固有種
 2025/06/29, 萼片1枚のイワガラミだ!
 └ アジサイ科アジサイ属、つる性
 2025/07/19, タマアジサイのつぼみ
 └ アジサイ科アジサイ属、日本固有種

マルバウツギの花2025年06月07日 23:00

マルバウツギ

科名:アジサイ科
属名:ウツギ属
学名:Deutzia scabra Thunb. var. scabra
和名:マルバウツギ(丸葉空木)
原産地:日本(関東以西)
特徴:山地の日当たりの良い斜面に生える落葉低木。
   樹高1~2m。よく分枝する
   花期4~5月。花径10~15mm。5弁花。
   雄しべ10本。花の中心の花盤が黄色い


マルバウツギ

名前の通り、他のウツギ属の植物よりは、
葉が丸っこいです。


関連ブログ:
 2023/05/27, 花木、タニウツギ ← ピンク色の花
 └ スイカズラ科タニウツギ属、日本固有種
 2024/04/19, ヒメウツギ ← 白い花
 └ アジサイ科ウツギ属、日本固有種
 2025/05/21, アジサイ科の白花八重空木
 └ アジサイ科ウツギ属、日本固有種
 2025/05/24, ウツギの園芸品種
 └ アジサイ科ウツギ属、外側がピンク、内側が白色
 2025/06/07, アジサイ属のガクウツギ ← 白い花
 └ アジサイ科アジサイ属、日本固有種
 2025/06/15, まだつぼみのウツギ (後日追記)
 └ アジサイ科ウツギ属