垂れ下がる30cm超えの果穂 ― 2025年06月08日 19:00
科名:クルミ科
属名:サワグルミ属
学名:Pterocarya rhoifolia
和名:サワグルミ(沢胡桃)
別名:カワグルミ(川胡桃)、フジグルミ(藤胡桃)
原産地:日本、中国
特徴:落葉高木。山地の川沿いに自生。
奇数羽状複葉。葉に鋸歯がある。
花期5~6月。雌雄同株。
花弁はなく、雌花は柱頭が2裂して赤い。
雌花の穂状花序の長さ10~20cm、雄花序は5~11cm。
果期(翼(よく)がつくのが)7~8月、
果穂の長さは30~40cmになる。
堅果で、茶色に熟すのは10月。
Top画像は、すでに翼が大きくなっていて、
よく見ると、茶色くなった雄花序が写っています。
長く垂れ下がった様は、七夕の紙飾りのようでした↓
ちなみに…
似た実の形状なのが、中国から明治時代に入ってきた、
シナサワグルミ(支那沢胡桃)。
それは偶数羽状複葉で、雌花の翼が2cmと長い。
また、食用クルミで、日本在来種はオニグルミ(鬼胡桃)。
その実に翼はなく、梅の実くらいの大きさで、先が少し尖る。
多く流通している食用クルミは海外種、だそう。
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