モチノキ科の○○ヒイラギ2024年01月05日 22:30

シナヒイラギ

科名:モチノキ科
属名:モチノキ属
和名:シナヒイラギ(支那柊)
別名:ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊)、
   ヒイラギモチ、ヒイラギモドキ
原産地:中国

この木の名前を調べていたら、
モチノキ科モチノキ属に、
ヨーロッパ原産のセイヨウヒイラギ
(European holly)、
アメリカ原産のアメリカヒイラギ、
中国原産のシナヒイラギがあることを知りました。
いずれも葉は互生、花は白色、実は赤色、雌雄異株。

Top画像のは、葉の形(鋸歯の数、矢羽根型)と
実の付き方、個人宅の庭木であることから、
シナヒイラギと判断しました。

この時期、いろいろな木に実が付いています。


ちなみに…
ヒイラギ(柊)モクセイ科モクセイ属、
原産地は日本や台湾、
葉は対性、花は白色、実は黒紫色

ヒイラギナンテン(柊南天)は、メギ科メギ属、
原産地は中国、江戸時代に日本に入ってくる。
葉は奇数羽状複葉、花は黄色、
実は黒紫色で房状に付く。


---後日追記---
関連ブログ:
 2024/01/12, ナリヒラヒイラギナンテン ← メギ科メギ属
 2024/01/27, ウメモドキの実 ← 同じモチノキ属
 2024/01/30, クロガネモチの実 ← モチノキ属
 2024/02/01, ソヨゴの実 ← モチノキ属
 2024/12/12, ヒイラギの花は良い香り
 └ モクセイ科モクセイ属のヒイラギ

これから!ギンヨウアカシア2024年01月07日 21:00

ギンヨウアカシア

科名:マメ科
属名:アカシア属
学名:Acacia baileyana F.Muell.
英名:Golden mimosa, Cootamundra wattle
和名:ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)
別名:ミモザ、ハナアカシア
品種:プルプレア(Purpurea)
原産地:オーストラリア南東部
特徴:葉が白っぽく、プルプレアは新葉が赤紫色
   黄色の小さなポンポンのような花が
   2~4月に咲く。

きれいな葉っぱに実がついていると思ったけれど、
名前を調べてみて、花の時期とマメ科ということで、
実と思ったのはつぼみのようです。
これから黄色い花が咲くようで、楽しみです。


関連ブログ:
 2017/10/10, 60)花木、バーニッシュワトル
 └ アカシア属、花が似ている
 2024/03/11, 咲いた!ギンヨウアカシア (後日追記)
 2024/03/27, これもアカシア
 └ アカシア・ブルーブッシュの花 (後日追記)

アセビ+ヤマモモ=イチゴ!?2024年01月09日 18:00

ヒメイチゴノキ

通り際に、複数のスズメが飛び去り、
「アセビか。なぜアセビにスズメ?」と思いました。
今日よく見てみると、花だけでなく、
ヤマモモのような赤い実を見つけたので、
あれ?と思い、調べました。


科名:ツツジ科
属名:イチゴノキ属
学名:Arbutus unedo 'Compacta'
英名:Strawberry tree
和名:ヒメイチゴノキ(姫苺の木)
別名:ストロベリーツリー
原産地:地中海沿岸
特徴:花は11~12月。常緑樹。
   花と、前年の花による果実が同時に見られる。
   花の蜜は蜂蜜用にも使われるが、
   果実は味があまりしない。
   イチゴノキの矮性品種(それでも樹高2~3m)


見つけた実は、どれもきれいだったので、
ヒメイチゴノキの実
スズメは花の蜜を吸っていたのかも。
ヒメイチゴノキ
  └ 同じ木の花


関連ブログ:
 2023/03/25, 薄桃色のアセビ ← ツツジ科、花が似ている
 2023/06/14, 街路樹のヤマモモの実 ← ヤマモモ科