変な形の葉っぱ2025年06月07日 17:00

カメバヒキオコシ

科名:シソ科
属名:ヤマハッカ属
学名:Plectranthus kameba
和名:カメバヒキオコシ(亀葉引起)
別名:カメバソウ(亀葉草)
原産地:日本(中部~東北)
特徴:山地に生える多年草。草丈60~100cm。
   葉の先端が3つに裂け、中央が長い。
   花期8~10月。穂状花序で、薄青紫色の唇形花。


何これ?と葉の形状にびっくり。
後で調べて、亀の形の葉で、日本固有種だと。納得です。
花も見てみたい。


関連ブログ:
 2025/05/11, 固有種、タチカメバソウ
 └ ムラサキ科キュウリグサ属、こちらも亀葉

トチノキを下から見上げる2025年06月07日 18:00

トチノキ

先日、トチノキ(ムクロジ科トチノキ属)の花の遠景を
ブログにしました。
今回、トチノキを真下から見上げる機会があり、
葉に大小があって、ホオノキとは違う写真が撮れました。

花は終わっているようで、地面に落ちていました↓
トチノキの花
  └ 花径1.5cmくらい

遠目には白い花の集合体に見えていたので、
花弁に赤い部分があるのが意外でした。

更に驚いたことに、円錐花序に雄花と両性花があり、
地面に落ちているのはほぼ雄花だそう。


関連ブログ:
 2023/05/28, 見上げたらホオノキ
 └ モクレン科モクレン属、見上げた大きな葉、日本固有種
 2024/05/05, ベニバナトチノキ
 └ ムクロジ科トチノキ属、ピンクの花、交雑種
 2025/05/25, モチモチの木、トチノキの花
 └ ムクロジ科トチノキ属、白い花、日本固有種

フタリシズカ2025年06月07日 19:00

フタリシズカ

科名:センリョウ科
属名:チャラン属
学名:Chloranthus serratus
和名:フタリシズカ(二人静)
別名:サオトメバナ(早乙女花)
原産地:日本、朝鮮半島、中国
特徴:多年草。草丈30~60cm。葉は対生。
   花期4~6月。花序が1~5本で、2本のことが多い
   白くて丸いのが雄しべの花糸。
   その内側に雌しべの柱頭がある。


同科同属のヒトリシズカとは、
葉の色も大きさも違います。

Top画像の左下には、日本固有種の、
カメバヒキオコシ(亀葉引起)が写っています。


関連ブログ:
 2025/05/11, ヒトリシズカ見つけた!
 2025/06/07, 変な形の葉っぱ
 └ シソ科ヤマハッカ属、日本固有種